考古用語辞典 A-Words

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ヴェルサイユの宮殿と庭園(フランス世界遺産) 2009年4月24日更新

ヴェルサイユの宮殿と庭園(フランス世界遺産)

【和:ヴェルサイユのきゅうでんとていえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ヴェルサイユの宮殿と庭園(フランス世界遺産)

大きな窓から差し込む光が、天井から下げられた幾多のシャンデリアと、黄金の燭台、そして壁に組み込まれた500枚以上の鏡に反射する。そのまばゆさは、一瞬息をのむ美しき 豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿の中でも、ひときわ目を奪われる。この「鏡の間」は、1919年にヴェルサイユ条約が調印された場所としても有名である。
この宮殿は、フランス絶対王政の頂点を極めたルイ14世が、巨額の費用と50年の歳月を費やし、フランスを代表する芸術家を招いてつくらせた。その後、 ルイ15世と妃マリー・アントワネットが改築、改修し、ナポレオン1世も、修復と離散した絵画や調度品の収集を行った。その栄華を今も彷彿とさせている。建物の設計はルイ・ル・ヴォーが手掛け、ジュール・アルドゥアン・マンサールに引き継がれ、現在のバロック建築を完成させた。「戦争の間」や「アポロンの間」など、金やブロンズ、大理石をふんだんに使ったゴージャスな室内装飾を担当したのは、画家のシャルル・ル・ブラン。 lk㎡を超える幾何学模様の庭園には、花壇ゃ池、噴水、彫刻が点在し、 十字架の形をした大運河が配置されていて、フランス式庭園の傑作のひとつといわている。 出所:世界遺産の旅
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