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ブールジェ大聖堂(フランス世界遺産) 2009年4月25日更新
【和:ブールジェだいせいどう】 |
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現在、サン・テチエンヌ大聖堂の名で親しまれているこの大聖堂は、ゴシックやルネサンス様式などが渾然一体となっているのが印象的である。装飾過多で煩雑と感じるか、アンバランスさが魅力と感じるかは意見の分かれるところだが、文豪バルザックやスタンダールは賛辞を贈っている。
なぜさまざまな様式が取り込まれたかといえば、それは12世紀の改築時の手抜き基礎工事に端を発する。14世紀初頭に、ゴシック様式の建物にひびが入り南塔が崩れた。南側に大きな控え壁をつくり補修工事を行ったが、16世紀初めには北塔が倒壊。ルネサンス様式を用いて再建されたものの、1562年に新教徒の手で破壊される憂き目にあう。その後19世紀に入り大改修された際に、ゴシック様式の小さな塔がいくつも建てられ、外観はかなり複雑な装飾となった。一方、この数度の改修は貴重な財産ももたらした。12世紀から17世紀のさまざまな技巧をこらしたステンドグラスは素晴しい。特に内陣を飾る13世紀のものは秀逸。出所:世界遺産の旅
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