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サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの教会(フランス世界遺産) 2009年4月25日更新

サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの教会(フランス世界遺産)

【和:サン-サヴァン・シュール・ガルタンプのきょうかい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>サン-サヴァン・シュール・ガルタンプの教会(フランス世界遺産)

サン-サヴァンの教会は、 一見どこの町にもある普通の建物だが、その扉を開けるとたしいロマネスクの世界が広がっている。12世紀のロマネスクのフレスコ画は、ほとんどが失われてしまい、存在しない。しかし、無名の画家たちの手によるこの教会の作品だけは、卓越した技法のおかげで、ほぼ完全な状態で目にすることができる。
身廊のアーチ形の天井を覆うフレスコ画は、36のパートに分けられ、「天地創造」をはじめ、「アダムとイヴの楽園追放」などの『旧約聖書』の物語が描かれている。 このほか、入口の壁には「最後の審判」、地下礼拝堂には、殉教者聖キプリアメスと聖サウィメスの生涯を描いた壁画がある。また、美術史家吉川逸治がこのロマネスク絵画を詳細に研究した論文を発表し、秀逸な作品であることを、世界に知らしめた。出所:世界遺産の旅
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