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アルルのローマ遺跡とロマネスク建築(フランス世界遺産) 2009年4月26日更新
【和:アルルのローマいせきとロマネスクけんちく】 |
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アルルは、ローマ時代に首府がおかれ、中世には宗教の中心地として発展した。その歴史は今も町の至る所で見受けられる。ローマ時代の最大のモニュメントは、円形闘技場と古代劇場である。ローマ植民地時代の1世紀末につくられたとされる闘技場は、 2層で60のアーチが周囲を囲み、 2万5000人以上収容できる。中世には城塞に改造されたが、19世紀初めに闘技場として再建された。紀元前27~前25年頃につくられた古代劇場は、受難の歴史を歩んだ。5世紀には教会建築の石材として切り出され、 9世紀に要塞に改築、そして地中に埋もれてしまい、その上に家が建てられてしまった。19世紀に55年かけて発掘されたが、舞台の装飾壁は見るかげもなく、大理石の柱がなっているだけだ。
古代劇場の隣には、ロマネスク様式のサン・トロフィーム教会が建つ。正面入口の彫刻も見事な出来ばえだが、プロヴァンスで最も美しいと評判なのが回廊である。特に北回廊の「キリストの復活」と北東の聖パウロの彫像が見事。このほか、ローマの遺跡としては、馬蹄形の地下回廊、コンスタンタン共同浴場跡、古代ローマから15世紀まで使われた墓地・アリスカンなどがある。中世の建築には、マルタ騎士団の修道院だったレアテュ美術館などがある。出所:世界遺産の旅
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