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ロンドン塔(イギリス世界遺産) 2009年4月27日更新
世界最大530カラットのダイヤモンド『アフリカの星』を最奥部のジュエル・ハウスに収蔵する。ウィリアム1世がテームズ川沿いに、木造の要塞を建造したのが、ロンドン塔の起源である。この中心部がホワイト・タワー。その後、歴代の国王によって増改築され、現在の姿になった。
当初は城砦、そして宮殿として使われていたが、やがて王室の者を含めた政治犯の牢獄として、使用されるようになり、王室およびその側近の人びとの幽閉・処刑など、数々の悲劇を生んだ。
エリザベス1世も1554年、ワイアットの反乱では関与を疑われてベル・タワーに幽閉されたことがある。第二次世界大戦末期にヒトラーの副官ルドルフ・ヘスを投獄したのを最後に、牢獄としての役目を終えたが、博物館として、観光客で賑わう今も、そのかげりを塔内の随所に残している。
出所:世界遺産の旅
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