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ランメルスベルク鉱山と古都ゴスラー(ドイツ世界遺産) 2009年4月28日更新
【和:ランメルスベルクこうざんとことゴスラー】 |
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伝説によると、968年に騎士ラムの愛馬が蹄で地面を掻いて、銀のありかを教えたのが始まりというランメルスベルク鉱山。その真偽はともかく、文献上で初めてランメルスベルク鉱山のことにふれられているのが、その968年のことである。以後1988年まで1000年以上、鉱山からは銀や鉛などの鉱物が採掘された。採掘される鉱物の質のよさから、神聖ローマ帝国では貨幣鋳造の材料などに使われていた。
ランメルスベルク鉱山と、ゴーゼ川を挟んで相対する形でつくられたのがゴスラーの町である。11世紀に神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ2世が、鉱山のそばに宮殿(カイザープファルツ)を建て、その宮殿が帝国会議の開催地となると、ゴスラーの町は政治的にも経済的にも恩恵を受け、神聖ローマ帝国の中心都市のひとつとなる。13世紀にはハンザ同盟の一員としてますます経済的に発展し、16世紀に最盛期を迎えた。
ゴスラーの繁栄の証は、中心部のマルクト広場に面して建つ、15世紀のギルド会館や市庁舎にみることができる。ギルド会館は建物外壁の窓と窓の間に、皇帝の像が配されていることから、「カイザー・ヴォルト」とも呼ばれる。また、マルク卜広場から北に少し行くとある、ロマネスク様式のノイヴェルク聖堂は、1186年に建造された。当時の代表的な建築物で、ゴスラーに数多くあった聖堂・礼拝堂の中でいちばん素晴しいものだといわれている。出所:世界遺産の旅
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