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シュパイヤー大聖堂(ドイツ世界遺産) 2009年4月29日更新

シュパイヤー大聖堂(ドイツ世界遺産)

【和:シュパイヤーだいせいどう
【中:
面白テーマ|世界遺産|>シュパイヤー大聖堂(ドイツ世界遺産)

ライン川沿いの丘の上に建てられた、シュパイヤー大聖堂はドイツ・ロマネスクの始まりを告げた建築物とされる。1030年、神聖ローマ帝国上帝コンラート2世は、皇帝の権威を示そうと、シュパイヤーに大聖堂の建設を開始した。折しも、ローマ教皇との問で権力争いが起こり始めた時期である。
大聖堂の献堂式は1061年、現在見るような大聖堂が完成したのは1106年のこと。いずれも、コンラート2世の孫・ハインリヒ4世の手によって行われた。幅30m、奥行き133mで塔の高さは72mもある。地下祭室にはコンラート2世など4人の皇帝と4人の王が眠る。ハインリヒ4世はローマ教皇によって破門され、「カノッサの屈辱」で知られる。大聖堂は、1755年に一時取り壊され、その後、今日見られる中世の様式に再建された。献堂式から900年経った1961年、老朽化してきた大聖堂の本格的な修復が行われ、内部も創建時の姿に修復された。出所:世界遺産の旅
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