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アーヘン大聖堂(ドイツ世界遺産) 2009年4月30日更新

アーヘン大聖堂(ドイツ世界遺産)

【和:アーヘンだいせいどう
【中:
面白テーマ|世界遺産|>アーヘン大聖堂(ドイツ世界遺産)

ロマネスク様式とゴシック様式の入り交じった外観をもつ、アーヘンの大聖堂の歴史は、8世紀末にまでさかのぼることができる。アーヘンの町はフランク王国のピピン王によってつくられた。その子のカール大帝が、この町に宮殿をつくり、その後宮廷付属礼拝堂を建てたのが、現在のアーヘン大聖堂のもとになる。ローマ、コンスタンティノープルの礼拝堂を手本として、東ローマ帝国の教会を意識してつくられた。建設は785年頃から開始され、805年に献堂式が行われた。東ローマ帝国を意識したのは、800年に西ローマ皇帝となったからであろう。
カール大帝の死後、遺骨はこの礼拝堂に納められた。カール大帝が聖人の列に加えられると、たくさんの巡礼者が詰め掛けるようになった。礼拝堂も増え続ける巡礼者にあわせて、増改築を繰り返し、やがて大聖堂となった。現在の大聖堂の外観は、1664年にバロック様式の円蓋が取りつけられてからのものである。また、この大聖堂では、10世紀中頃に「カール大帝の玉座」がつくられ、神聖ローマ帝国歴代中帝の戴冠式が行われた。礼拝堂の奥にある主祭壇には、「カール大帝の遺物箱」が奉じられている。出所:世界遺産の旅
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