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ルクセンブルク市(ルクセンブルク世界遺産) 2009年4月30日更新
【和:ルクセンブルクし】 |
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963年に、ボックフェルゼンという岩山の上にあった、ローマ時代の古城が建て直され、できた城塞は「ルシリンブルク(小さな城)」と呼ばれた,これが、ルクセンブルクの由来である。
もともとペトリュス川とアルゼット川に狭まれた断崖の上にあり、天然の城塞となっていたが、14世紀末~15世紀初頭に「ヴェンツェルの環状城壁」と呼ばれる、長大な城壁がめぐらされると、さらに堅固な城塞都市となった。
ルクセンブルクは1443年以後、約400年にわたって、ブルゴーニュ、スペイン、プロイセン、フランスなどの支配下に置かれた。
1815年、ウィーン会議で独立はしたが、実質的な独立は1866年のドイツ連邦崩壊のあとである。その後、永世中立宣言をしたルクセンブルクには、要塞の武装解除が義務づけられ、何年もかけて、堅固な要塞は取り壊されていった。現在、成っている城壁や要塞は、1948年にルクセンブルクが永世中立を放棄したために、撤去されずに済んだものである。出所:世界遺産の旅
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