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スクーグスシュルコゴーデン(スウェーデン世界遺産) 2009年5月2日更新
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ストックホルム南部のエンシェデの森の入口を入り、ゆるやかな斜面を昇っていくと、大きな十字架が見えてくる。その左には構成主義風のモダニズム建築が、森の中に溶け込むように建っている。葬祭場である。
新しい墓所をどこに設けるか、どのようなものにするかで紛糾したストックホルム市議会は、1915年に国際コンペを行った。スウェーデンの建築家アスプルンドとレーヴェレンツの案を採用し、1917年から3年をかけて建設した。礼拝堂と2つの小礼拝堂を併設する葬祭場すべてが完成したのは、1940年であった。森林を切り開くのではなく、森林の中に墓所を置く。人間は自然の一部であることを感じさせるのが、スクーグスシュルコゴーデンなのである。
出所:世界遺産の旅
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