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ヴェルラ砕木・板紙工場(フィンランド世界遺産) 2009年5月3日更新
【和:ヴェルラさいぼく・いたがみこうじょう】 |
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フィンランドの豊冨な森林資源を利用した製材、製紙工業が隆盛をみたのは、ロシアに併合された19世紀のこと。ヴェルランコスキサ川流域のヴェルラの製材工場は、現存する唯一の工場設備である。
1872年に操業を開始した工場は2度火災に遭遇したが、そのたびに再建された。1892年にネオ・ゴシックの赤レンガ建築が建てられた。その後、砕木パルプ工場、木材乾燥場、経営者の住居、木材倉庫、納屋が増設された。工場の反対側の川岸には、労働者の住宅が規則正しく並ぶ。砕木工場の床には、当時の最新技術である鉄筋コンクリートが使われている。出所:世界遺産の旅
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