考古用語辞典 A-Words

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中世都市トル二(ポーランド世界遺産) 2009年5月4日更新

中世都市トル二(ポーランド世界遺産)

【和:ちゅうせいとしトル二
【中:
面白テーマ|世界遺産|>中世都市トル二(ポーランド世界遺産)

トル二は、13世紀頃から歴史に登場し始めた。北バルト海で産出された琥珀を、ワルシャワやクラクフへ輸送する街道の途中に位置し、貿易中継都市として栄えた。
町の中心となる広場に建つ旧市庁舎は、1391年建築のゴシック様式の建物で、この町のシンボルである。その北西には旧市庁舎より大きい、やはりゴシック様式の聖母マリア教会が建つ。内部に並ぶゴシック様式の壁画は、14世紀に描かれたものである。また聖母マリア教会とは反対側の、旧市庁令から南東にあたる位置には、この町で一番古い教会、聖ヨハネ教会がある。峻厳な外観と裏腹に、内部にはゴシック、ルネサンス、バロック、ロココといった多種多様な様式で装飾が施されており、非常に興味深い。中世にドイツ騎士団東漸の拠点となった騎士団城跡は、ヴィスワ川のほとりに残っており、今では禄のあふれる公園になっている。この町は、地動説を唱えた有名な天文学者ミコワイ・コペルニクスの生誕地である。コペルニクスの生家は、現在博物館になっており、コンパスや地球儀など、コペルニクス愛用の道具が展示されている。出所:世界遺産の旅
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