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マルボルクの城郭(ポーランド世界遺産) 2009年5月4日更新
【和:マルボルクのじょうかく】 |
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14世紀、ポーランドはバルト海一帯に勢力をもっていたドイツ騎士団の脅威にさらされていた。1410年にはリトアニアと連合し、 ドイツ騎士団と対決した。タンネンベルクの戦いである。結果は連合軍の勝利で、ドイツ騎士団はポーランドへの臣従を誓った。
マルボルク城は、ドイツ騎士団が防衛の要とした、ヨーロッパでも指折りの巨大な城塞だった。タンネンベルクの戦いの後も、マルボルク城は無傷で、ポーランドの支配下にわかれたが、第二次世界大戦のドイツ軍の爆撃で大部分を破壊された。
現在、赤い外観をはじめ、当時の雰囲気を損なわないように復元とされた巨大な城は、博物館として公開されている。内部には労獄や井戸などもあり、ドイツ騎士団との戦いに関する資料だけでなく、史以前の人骨や土器なども展示されている。城郭に沿って遊歩道も整備されている。出所:世界遺産の旅
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