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クラクフ歴史地区(ポーランド世界遺産) 2009年5月5日更新
【和:クラクフれきしちく】 |
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クラクフは、1386~1572年のポーランド王団全盛期の首都であり、オーストリアのウィーン、ボヘミア(チェコ)のブラハなどとともに、中央ヨーロッハ文化の中心となっていた。1611年に首都はワルシャワに移ったが、国王の戴冠式、葬儀などは変わらずにこの町で行われた。ポーランド最古の大学で、地動説を唱えたコペルニクスが学んだヤギェウォ大学もこの町にある。ポーランド内では奇跡的に第二次世界大戦などの戦禍をまぬがれた町で、中世の文化をそのまま現代へ伝える、貴重な存在となっている。
○中央市場広場
中央市場広場にはクラクフの旧市街の町並みが続く。広場の中央にある織物会館の長さは100mにもおよび、14世紀には布地や衣服の交易所として栄えていた。16世紀にルネサンス様式の装飾などが施された。そのそばにあった旧市庁舎は、1820年に取り壊されたが、大時計が付いた塔だけは残された。広場の東側にある1222年建造の聖マリア(マリアツキ)教会からは、 1時間ごとに時を告げるラッパの音が鳴り響く。
○ヴアヴェル城
ヴィスワ川の川辺にそびえる。建設当初はゴシック様式であったが、火事で大部分を焼失し、ルネサンス様式で再建された。城内のレンガ造りの大聖堂は、歴代王の戴冠人の場である。出所:世界遺産の旅
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