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ヴィエリチカ岩塩坑(ポーランド世界遺産) 2009年5月5日更新
【和:ヴィエリチカいわしおこう】 |
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ボレスワフ王と結婚することになったキンガ姫は、工のもとへ向かう途中、 トランシルバニアの泉に婚約指輪を投げ入れた。ポーランドに着くと、キンガ姫は、ヴィエリチカの住民に地面を掘り起こすようにいった,掘ると岩塩の層に当たった。さらに掘り進めるとキンガ姫の指申品が出てきた。
こんな伝説が残るヴィエリチカ岩塩坑は10世紀末、ピアスト朝のボレスワフ1世の時代に孫]届が始まり、13世紀頃から本格的に採掘が行われた。産出される岩塩はポーランドの重要な財源となり、14~16世紀には、ポーランドの収入の約30%を占めた。14世紀には、岩塩坑からの収益を守るための城塞がつくられた。17世紀頃から衰退し始めたが、現在も岩塩の産出はあり、現存する岩塩採掘鉱山としては最占の部類に入る。
300m以上の深さの岩塩坑には、キンガ姫の像、小人の像、王の像など、採掘者によってつくられた岩塩の彫刻や礼拝堂がある。採掘道具を使って彫られたという、人物像の精巧さには驚かされる。出所:世界遺産の旅
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