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ホラソヴィツェの歴史的集落保存地区(チェコ世界遺産) 2009年5月6日更新
【和:ホラソヴィツェの歴史的集落保存地区】 |
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ボヘミア南部の工業都市チェスキー・ブデヨビツェの西、約10kmの所にあるホラソヴィツェ.歴史的集落という表現から、素朴な木造家屋を想像しそうだが、田園地帯を通り抜けてホラソヴィツェに着くと、意外な町並みに驚かされる。
18~19世紀に建てられた、南ボヘミア民族のバロック様式と、中世からの建築様式が入り混じった伝統的な家々は、外壁がピンク、黄色、門などの色に塗られており、それが通りに沿って建ち並ぶ姿は、おしゃれな小都市に来たかのような錯覚を起こさせる。それでも、しばらく眺めていると、外壁の飾りなどがあまりなく、すっきりとした、素朴なつくりであることに気づかされる。周りの田園風景とも、 しっくりと調和しているようにも感じられる。
同じチェコの世界遺産である「テルチ歴史地区」(上段参照)の中央広場に直して建つ、カラフルでさまざまな装飾が施された家々と比較すると、その素朴さがはっきりと感じとれる。これらの色鮮やかな伝統的家屋の保存状態は、たいへんよく、住民の保存維持のための努力の賜物といえる。出所:世界遺産の旅
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