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ザルツブルク市街の歴史地区(オーストリア世界遺産) 2009年5月7日更新

ザルツブルク市街の歴史地区(オーストリア世界遺産)

【和:ザルツブルクしがいのれきしちく
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ザルツブルク市街の歴史地区(オーストリア世界遺産)

紀元前から岩塩の交易で潤ってきたこの町は、「ザルツブルク(塩の城)」と名づけられた。 9世紀には司教座が置かれ、ザルツァッハ川左岸の旧市街に、教会や歴史的建築物が建てられた。
旧市街のドーム広場の正面に位置するバロック様式の大聖堂は、1682年に完成した。この聖堂は、大理石の双塔をもち、約1万人を収容し、大規模なミサが行われる。ヨーロッパ最大のパイプオルガンは必見である。大聖堂の南側にある聖ペーター僧院教会は、696年に創設され、 ドイツ語圏の中でも最も古いといわれる男子修道院である。当初はロマネスク様式を直としていたが、18世紀にバロック様式で改築された。
この町を語るうえで、忘れられないのがモーツァルトの存在である。1756年に誕生したモーツァルトの生家は、現在は博物館として成されている。ここには愛用のピアノなどの楽器や、自筆の楽譜などが展示されている。また、ザルツァッハ川を挟んだ右岸の新市街にも、ミラベル宮殿やマリオネット劇場など、見どころは多い。
○ホーエンザルツブルク城
町を見下ろすようにメンヒスブルク山頂に建つのがホーエンザルツブルク城。1077年に大司教の居城として建設されて以来、拡張を続けてきた。城の中には、1498年に建てられ、内壁には大理石に彫られた、等身大の12使徒像が並ぶ型ゲオルグ礼拝堂、1502年につくられ、町の人びとに時を告げる、機械オルガン「ザルツブルクの雄牛」などのほか、黄金の大広間、黄金の小部屋など後期ゴシック様式の壮麗な部屋がある。山頂へは、約10分間隔でケーブルカーが往復している。
○レジデンツ広場
旧市街の中心であるこの広場の西側には、その名の由来となったレジデンツ(宮殿)が建つ。現在の宮殿は1619年に完成したもので、歴代の大司教が使用していた。モーツァルトが幼い時につくった曲を披露したこともある。レジデンツの中には、ザルツブルク博物館があり、中世の武具や美術品が展示されている。広場の反対側には、35個の鐘をつけた鐘楼(グロッケンシュピール)などもある。出所:世界遺産の旅
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