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ハルシュタットの文化的景観(オーストリア世界遺産) 2009年5月7日更新

ハルシュタットの文化的景観(オーストリア世界遺産)

【和:ハルシュタットのぶんかてきけいかん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ハルシュタットの文化的景観(オーストリア世界遺産)

ザルツカン・マーグート地方には標高2000m級の山々と、アルプスの氷河によってつくられた76の湖が存在する。なかでも、ハルシュタット湖はゴーザウ湖とともに「ザルツカン・マーグートの真珠」と呼ばれるほどの美しい景観をもつ湖である。ハルシュタットは、山々に固まれた、ハルシュタット湖畔の町である。ゴシック様式とルネサンス様式の家々が残るハルシュタットの町は、紀元前より塩の交易で栄えてきた。「ハル」とは製塩所を意味する。町からケーブルカーに乗って山の上まで行き、少し山道を登ると塩坑があり、内部見学ができる。トロッコ列車で坑道を入り、すべり台でさらに地下に下りて行く。塩坑では現在も採掘が行われている。
1846年、塩坑近くの渓谷で古代墓地が発見され、紀元前1000~前500年の青銅器や鉄器が出土した。これらの副葬品により古代の「ハルシュタット文化」の解明が進んだ。ハルシュタット前史博物館には、出土品と発掘作業の状況が展示されている。またウィーンの自然史博物館にも出土品の一部が展示されている。出所:世界遺産の旅
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