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スプリト史跡群とディオクレティアヌス宮殿(クロアチア世界遺産) 2009年5月8日更新
【和:スプリトしせきぐんとディオクレティアヌスきゅうでん】 |
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クロアチア南部に生まれた古代ローマ皇帝ディオクレティアヌスは、故郷サロナ近郊スプリトで余生を過ごすために、宮殿の造営を命じた。宮殿は295~305年にかけて東西約150m、南北約200mの規模で建設された。厚さ2m、高さ20m以上の城壁に囲まれ、皇帝の居室や謁見室、ジュピター
神殿、霊廟などがつくられた。7世紀に入るとスラブ人などの攻撃で、このディオクレティアヌスの宮殿とサロナの町は、多大な損傷を被ってしまった,住民たちはスプリトに移り、被害を受けた宮殿の石材を使用して、新たな家を建て直した。その家は宮殿の列柱廊を巧みに取り入れたルネサンス株式やバロック様式で、歩道の敷石までも宮殿の石材が使われた,こうして宮殿は、スプリトの町の礎として生まれ変わった。
13~14世紀にはディオクレティアヌス帝の霊廟は、ロマネスク様式の聖ドムニウス大聖堂に改造され、 ジュピター神殿は先礼堂とされた。現在、ディオクレティアヌス宮殿は遺跡となっており、その中心は花崗岩と石目のついた大理石でできた16本の円柱に囲まれたテラスである。ここは市民の憩いの場になっており、 さまざまなイベントが行われている。出所:世界遺産の旅
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