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ポレチュ歴史地区のエウフラシウス聖堂建築群(クロアチア世界遺産) 2009年5月8日更新
【和:ポレチュれきしちくのエウフラシウスせいどうけんちくぐん】 |
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クロアチア西部、イストラ半島にあるポレチュは、古代ローマの都市設計に基づく町である。マラフォル広場やデクマヌス大通りなどには、今でもローマ帝国時代の名残を見ることができる。4~6世紀にかけては、初期キリスト教複合建築などが建てられた。なかでも有名なエウフラシウス聖堂は6世紀に建造され、教会堂と中庭、洗礼室、三つ葉の形の記念礼拝堂と司教の館で成り立っている。15世紀に、内部に後期ゴシック様式で聖歌隊席が設けられ、ヴェネツィア派の画家による「最後の晩餐」の油絵が飾られている。尖塔も15世紀に建てられたものである。
ローマ帝国崩壊後にさまざまな国に支配されたポレチュは、それらの国の影響を受けた建築物も多い。12世紀に建てられたロマネスク様式の家やイストラ議会場、13世紀のフランシスコ教会、15世紀のシンシック家のバロック宮殿などである。
出所:世界遺産の旅
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