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オフリド地域(マケドニア世界遺産) 2009年5月9日更新
【和:オフリドちいき】 |
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マケドニアの南西部、アルバニアとの国境にあるオフリド湖は、世界最古の美しい湖のひとつに数えられている。その湖の北東岸にオフリドの町がある。先史時代から人びとが住み、紀元前144年にローマ帝国の版図の中に組み込まれると、西のアドリア海と、東のエーゲ海を結ぶ拠点として繁栄した。 3世紀末にキリスト教が伝来し、第1次ブルガリア帝国下にあった9世紀末頃から、多くの宗教建造物が出てられた。
聖ソフィア聖堂は、11世紀初めに建てられ、14世紀頃までにわたって描かれた「キリストの昇天」などのフレスコ画が内部を飾る。それらのフレスコ画は、オスマン・トルコ支配下になると、石灰などで塗りつぶされ、建物はモスクとなった。復元されたのは、20世紀になってからである。オフリドには、ほかにも聖堂があり、内部のフレスコ画は、どれもビザンチン美術の傑作として名高い。
出所:世界遺産の旅
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