考古用語辞典 A-Words

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カザンラックのトラキア人の墓地(ブルガリア世界遺産) 2009年5月9日更新

カザンラックのトラキア人の墓地(ブルガリア世界遺産)

【和:カザンラックのトラキアじんのぼち
【中:
面白テーマ|世界遺産|>カザンラックのトラキア人の墓地(ブルガリア世界遺産)

カザンラックの町の北東部はにあるトラキア人の墳墓は、直径約40m、高さ約7mの丘にあり、内部は羨道、前室、玄室に分かれている。1944年、第二次世界大戦中、防空壕を掘っていた兵士たちによって発見された時、すでに盗掘されていた。だが、盗掘者にも盗りきれないものが残っていた。紀元前300年頃につくられた玄室の天井には、見事な壁画が描かれていたのだ。トラキア人の男女2人を中心とした葬送儀式と、戦闘の様子が描かれたその壁画は、 トラキア芸術の最高峰,2300年もの時を経た今も、色鮮やかな色彩を保ち玄室を見守っている。
ブルガリア政府は発見後、すぐに 職人の立ち入りを禁じ、保護措置をとった。現在、墳墓の隣に精密なレプリカがつくられ、公開されている。 出所:世界遺産の旅
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