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メテオラ(ギリシア世界遺産) 2009年5月10日更新

メテオラ(ギリシア世界遺産)

【和:メテオラ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>メテオラ(ギリシア世界遺産)

ギリシアの中央にカランバカという村がある。ここで口にする光景は実に奇怪だ。高さ20~400mの皆の塔が数十も立ち並んでいる。それだけではない、そそり立つ奇岩の頂に、なんと修道院があるのだ。ここでは敬虔な修道士たちが、世俗を離れて厳しい戒律のもとに、修行生活を営んでいる。今でこそ橋や階段があるが、20世紀初頭まで、修道院と下界を結ぶのは縄梯子や滑車だけだった。
隠者が神との交信を求めて、岩の割れ目などに庵を建て住み始めたのが9世紀頃。14世紀、戦乱を逃れて集まった修行者たちの共同生活が始まり、1356年、アトス山から移住してきたアタナシウス修道士によって最初の修道院が建設された。代々の国王の庇護のもと、聖地として発展、16世紀の最盛期には、修道院の数は24を数えた。現在活動しているのは6つである。出所:世界遺産の旅
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