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バッサイのアポロン・エピクリオス神殿(ギリシア世界遺産) 2009年5月11日更新

バッサイのアポロン・エピクリオス神殿(ギリシア世界遺産)

【和:バッサイのアポロン・エピクリオスしんでん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>バッサイのアポロン・エピクリオス神殿(ギリシア世界遺産)

バッサイはペロポネソス半島西部、イオニア海に面した山あいにある。地元産の青みを帯びた方解石で建てられた、アポロン・エピクリオス神殿は、ギリシアで最も保存状態のよい神殿のひとつである。18世紀にフランスの建築家によって発見された,アポロン・エピクリオスとは「加護をくださったアポロン」の意味。紀元前5世紀、アルカディア地方にペストが流行したとき、奇跡的に救われたフィガリアの市民が、感謝を込めて建立したのである。しかし、この神殿がフィガリアの町の中でなく、背後の山に建てられた理由は謎である。また、ギリシアの神殿は通常東向きに建てられるのに、これは北を向いていること、側面の柱の数が変則的であることなど、なんとも常識破りの建築といえる。伝統と斬新が混在するデザインはヘレニズムの先駆となったともいわれる。出所:世界遺産の旅
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