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ダフニ、オシオス・ルカス、ヒオス島のネア・モニの修道院(ギリシア世界遺産) 2009年5月11日更新
【和:ダフニ、オシオス・ルカス、ヒオスとうのネア・モニのしゅうどういん】 |
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5~15世紀までの約1000年、東地中海沿岸を支配したビザンチン帝国で発達したのが、東洋文化の影響を感じさせる独自のキリスト教芸術だった。その代表がイコンであり、黄金色を背景に神々しい聖人が描かれたモザイク壁画である。モザイク画は、出資者がなければ成り立たない贅沢な芸術である。事実衰退に向かった11世紀以後、ビザンチン帝国では、ほとんど制作されていない。
11世紀のモザイク画がダフニ修道院、オンオス・ルカス修道院、ネア・モニ修道院の3か所に残っている。これらのビザンチン中期を代表する修道院の、クーポラ(ドームの天井)に制作された黄金に輝くモザイク画は、単なる美しさだけでなく、そのモチーフや構図、色彩がそれぞれに神学上の厳密な解釈を踏まえた、象徴的芸術としても傑作である。出所:世界遺産の旅
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