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テッサロニキの初期キリスト教やビザンチン様式の建築群(ギリシア世界遺産) 2009年5月11日更新
【和:テッサロニキのしょきキリストきょうやビザンチンようしきのけんちくぐん】 |
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テッサロニキは、使徒パウロの伝道により、ヨーロッパ最古のキリスト教共同体がつくられた町である。現在アテネに次ぐギリシア第2の都市。
ビザンチン帝国時代にも帝国第2の都市であった。第1の都市コンスタンティノープルでは、度重なる戦乱とオスマン・トルコ支配で聖堂の大半を失ったのに対し、ここでは町のあちこちに当時の聖堂が残っており、ビザンチン千年の建築と美術の流れを実感できる。たとえば、ビザンチン以前のロトンダ霊廟は円形の建物、ビザンチン初期の聖ディミトリオス教会は直方体のバシリカ式、その後ビザンチン様式の特徴となるドームを冠したギリシア十字式が登場、11世紀のパナイア・ハルケオン教会などはその典型である。これらの聖堂をめぐって、ビザンチン建築と美術の粋を堪能したい。出所:世界遺産の旅
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