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サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿(ギリシア世界遺産) 2009年5月11日更新
【和:サモスとうのピタゴリオンとヘラしんでん】 |
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エーゲ海東南部、 トルコ沿岸までわずか2kmの所に浮かぶサモス島は、現在人口4万人余り、交通設備も整った島である。紀元前6世紀、僣主ポリュクラテスが政治の拠点にしたことで、政治的文化的に繁栄した。島の南東部に、当時つくられた水道トンネルが残っている。全長lkmにおよび、山の両側から掘り進み、つながった時には数十cmの誤差しかなかったという。この全盛期に、麓の漁港ティゼニで生まれた天才が、「三平方の定理」で有名な数学者ピタゴラス。彼を賛えて、1955年に町名がピタゴリオンとなった。
紀元前16世紀、女神信仰があったサモス島は、大女神ヘラの生誕地とされており、ピタゴリオンの東約6kmの地にヘラを祀る大神殿があった。現在たった1本残る石柱の大きさからみて、パルテノンをしのぐ最大規模だったと推定されている。出所:世界遺産の旅
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