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トロイの考古学地区(トルコ世界遺産) 2009年5月12日更新
【和:トロイのこうこがくちく】 |
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「トロイ戦争」が語られているのは、古代ギリシアの詩人ホメロスの英雄叙事詩『イリアス』。物語によれば、エーゲ海のどこかにトロイという国があったという。王妃ヘレネ奪回をめぐって起こったギリシアとの戦争は、勝敗つかぬまま10年におよぶ。ついに巨大な木馬を置いてギリシア軍が退却するのを見て、トロイ軍は勝利を祝うが、その夜、木馬に潜んでいたギリシア兵の急襲で攻め落とされてしまった……と、こんな話だ。長い間、伝説にすぎないと考えられていたが、物語のトロイが実在したと信じ、その夢にかけた人物がいた。シュリーマンである。そして彼が1871年に発掘した追跡が、 トロイ戦争を実証したのだ。
実際の遺跡は青銅器時代から始まる各時代の都市が積み重なっていた。年代順に第1市、第2市……と9層ある。最新層はローマ遺跡だ。シュリーマンがトロイだと考えたのは多彩な財宝が出土した第2市(紀元前3000年頃)だが、現在は、第7市(前1250年頃)が物語の舞台だとされている。出所:世界遺産の旅
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