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パフォス(キプロス世界遺産) 2009年5月12日更新

パフォス(キプロス世界遺産)

【和:パフォス
【中:
面白テーマ|世界遺産|>パフォス(キプロス世界遺産)

美の女神アフロディーテ(ヴィーナス)は、このキプロス島の海辺で生まれたとされる。「ペトラトミュウ」と呼ばれる海岸が生誕地だ。近くに、紀元前1200年頃につくられたアフロディーテ神殿の跡がある。この周辺が、古代パフォスだ。キプロスでは、アフロディーテは豊穣の女神としても崇められ、紀元前4世紀頃までこの聖地への巡礼者が絶えなかったという。
現在のパフォス市は、神殿の16kmほど東だ。旧バフォスが衰退し、紀元前320年に新都市として建設された。市内と郊外には、ペルシア軍が攻城のためにつくった城壁や劇場、闘技場跡などのほか、王が一度も埋葬されていないのに、「王の墓」と呼ばれる巨大な地下墓地群もある。また、「ディオニソスの館」、「エイオンの館」、「テセウスの館」などの、ローマ時代の貴族の館も残っている。これらの館のギリシア神話のモザイク画は、東地中海のモザイク芸術の傑作といわれる。出所:世界遺産の旅
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