カムチャツカ火山群（ロシア世界遺産）　2009年5月14日更新

カムチャツカ半島は、ユーラシア大陸から南北にのびた半島の北にコリャーク山脈が広がり、半島を孤立させている事実上の島である。半島の中央に標高4750mのクリュチェフスカヤ火山と円錐形のクロノツキー火山（3528m）がそびえ、周囲に2000～3000m級の活火山がひしめく。10の活火山と、死火山を合わせて300以上ある火山帯なのだ。太平洋プレートが年間10cmの割合で、ユーラシアプレートに沈み込む現場でもある。3つの自然公園と生物圏保護区、自然圏保護区があり、人間を寄せつけない環境と豊かな水があるため、動植物相が豊かで、渡り鳥や、魚類も多い。出所：世界遺産の旅
関連用語：