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キエフの聖ソフイア大聖堂とペチェルスカヤ大修道院(ウクライナ世界遺産) 2009年5月14日更新
【和:キエフのせいソフイアだいせいどうとペチェルスカヤだいしゅうどういん】 |
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ドニエプル川中流に位置するウクライナ共和国の首都キエフは9世紀末に成立し、旧ソ連邦の中でも古い歴史をもつ。ノルマン人が南方との交易を行う拠点として繁栄したが、その歴史は単純ではない。3世紀にモンゴル・タタール軍の侵略を受け、200年にわたって支配下におかれた後、リトアニア、ポーランドへ併合。ロシア革命後に独立したが、ソ連邦に加入し、第二次世界大戦時はナチス・ドイツによって占領された。それ故に、ウクライナ人の民族的伝統、文化への思いは高い。
キエフのシンボル、聖ソフィア大聖堂は11世紀に建てられ、ガラスのモザイク画「祈る聖母」や、フレスコ画が残っている。ちょっと離れた場所には、当時の寺院の広さを示す、黄金の門がある。一方、ペチェルスカヤ大修道院の名は、洞窟を意味する「ペチェル」からきており、洞窟の独居房で修道生活を送っていた僧に出来する。博物館もあるが、現在も修道僧が生活している。出所:世界遺産の旅
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