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ムツヘタ(グルジア世界遺産) 2009年5月14日更新

ムツヘタ(グルジア世界遺産)

【和:ムツヘタ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ムツヘタ(グルジア世界遺産)

グルジアの首都がトビリシに移されたのは、5世紀頃。それまで首都はムツヘタにあった。名前の由来は、この町を築いたムツヘトス王からきている。トビリシの北20kmの所にある。小さな町だが、考古学的発掘が行われており、ムッヘタの歴史を掘り起こしている。
王宮跡に建立されたスヴェティツホヴェリ大聖堂は、4世紀に建てられたグルジア最古のものといわれている。11世紀に再建されたが、14世紀末にモンゴル軍に破壊された。15世紀に修復され、グルジア人の信仰の中心となっている。正面は装飾の彫刻が施され、フレスコ画の断片も残る中世建築の傑作である。
そして、町の正面山頂には小さな寺院が建っている。これは、ジュヴァリ聖堂といい、キリスト教に帰依したミリアン王が「山の項に十字架を建てよ」と、命じたことからきている。建物自体は6~7世紀にかけて建てられたが、グルジアー神聖な地とされている。四角い建物の上に八角形のドームがのった美しい建築物である。出所:世界遺産の旅
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