考古用語辞典 A-Words

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何尊 2009年8月16日更新

何尊

【和:かそん
【中:He zun
殷・周時代|青銅器|>何尊

一級文物 西周時代 青銅 全高38.8cm・口径28.8cm・重量14.6kg 陝西省宝鶏市賈村原出土(1965年) 宝鶏市博物館蔵  尊は酒器の一種であり、主に酒を容れる。また酒の爛にも用いる。何尊は、何という人が作ったので称する。器身は雷紋を地文とし、夔形蕉葉紋と獣面紋を飾り、上下は四つの稜飾を付けている。造型は雄渾にして重厚、複雑な文様でありながらも端整な美しさを見せる。青銅器芸術の傑作といえる。内庭には122字の銘文があり、周の成王が洛邑へ遷都したことを記し、史実を語る貴重な証拠となっている。出所:中国陝西省宝鶏市周原文物展
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