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衛簋 2009年8月17日更新
西周時代
全高20cm・口径16×13cm・重量5.7kg
陝西省岐山県京当郷董家村出土(1975年)
岐山県博物館蔵
この簋 は衛が作ったもので、大らかな造形である。紋様は簡潔で明快な印象を与え、雷紋を地紋とし、頸部に獣首の浮彫りを付した夔曲紋を飾り、下に弦文が施される。器底と蓋の上面に同じ内容の銘文が見られる。銘文によれば、周穆王27年3月既生覇戊戌の日、裘衛を招し謁見した。伯が同行して太室中庭に入った。衛は黒い膝掛(韍)や赤い衡(冠の支え)などの祭服と天子の乗物の旗飾を賜った。衛はこの光栄に浴したことを記念して簋を作り、亡父の霊を祀ったとある。出所:中国陝西省宝鶏市周原文物展
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