考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

衛簋 2009年8月17日更新

衛簋

【和:えいき
【中:Wei gui
殷・周時代|青銅器|>衛簋

西周時代
全高20cm・口径16×13cm・重量5.7kg
陝西省岐山県京当郷董家村出土(1975年)
岐山県博物館蔵
 この簋 は衛が作ったもので、大らかな造形である。紋様は簡潔で明快な印象を与え、雷紋を地紋とし、頸部に獣首の浮彫りを付した夔曲紋を飾り、下に弦文が施される。器底と蓋の上面に同じ内容の銘文が見られる。銘文によれば、周穆王27年3月既生覇戊戌の日、裘衛を招し謁見した。伯が同行して太室中庭に入った。衛は黒い膝掛(韍)や赤い衡(冠の支え)などの祭服と天子の乗物の旗飾を賜った。衛はこの光栄に浴したことを記念して簋を作り、亡父の霊を祀ったとある。出所:中国陝西省宝鶏市周原文物展
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.