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饕餮紋斝 2009年8月19日更新
【和:とうてつもんか】 |
【中:Tao tie wen jia】 |
殷・周時代|青銅器|>饕餮紋斝 |
西周時代
青銅
全高22cm・口径16cm・重量1.51kg
陝西省岐山県京当郷劉家村出土(1972年)
岐山県博物館蔵
斝は酒を温める器である。形は爵に似ている,が大型である。三本足であり、火にかけて加熱した。
この斝は饕餮紋で飾られていることから名が付けられている。傘状の一対の耳があり、足は外反して広がる。頸部と腹部は全体が饕餮紋で飾られている。饕餮紋は西周銅器によく見られ、史書には「饕餮とは貪食の悪獣である」と見える。『呂氏春秋』には「周の鼎は饕餮をあらわす。首有りて身無し」と言う。 この種の怪獣を周人はよく装飾に用いており、当時の人々の審美観を知ることができる。出所:中国陝西省宝鶏市周原文物展
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