伯公父瑚　2009年8月20日更新

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複製品
西周時代
全高19.8cm･口径28.3×23cm･腹深6.5cm･重量5.75kg
陝西省扶風県法門郷荘白村出土(1976年)
宝鶏市周原博物館蔵
　瑚は簠ともいう。黍，粳，糯、粟などの主食を盛る器である。器は上下に分かれ、各々の形と大きさは同じである。 　この瑚は伯公父の作ったもので、伯父瑚と呼ばれる。口縁には重環紋を飾り、圈足に垂鱗紋、蓋の頂部に竊曲紋を飾る。蓋と器身には同一銘文16文字が見られる。銘文によれば、伯公父が吉金と呼ばれていた最上の銅を選んで宝瑚を鋳造し、上質の穀物の飯を盛って饗宴を行い、王及び諸侯の長寿多福を祈念したことがわかる。出所：中国陝西省宝鶏市周原文物展
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