ゆう父盉　2009年8月21日更新

西周時代
全高21cm･口径12.5cm･腹深11cm･全幅24.5cm･重量1.96kg
陝西省扶風県法門郷荘白村伯ゆう墓出土(1975年)
扶風県博物館蔵
　盉は水をそそぐ器である。ゆう父が作った。注口は管状で、蓋には獣がとぐろを巻き、側面には留金具が付いて開閉できる。金具は生き生きした蛙である。腹部には顧首巻尾の龍形把手が付く。腹部紋様は平行凸線をＶ字形に配した弦紋で、注口には三角雷紋を飾る。頸部には顧首夔龍を飾る。出所：中国陝西省宝鶏市周原文物展
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