青銅潮献（獻）　2009年8月29日更新

西周時代
高46.5cm　口径30.5c･　腹囲72cm　重8.85kg
1959年陝西省涇陽県出土
　 陝西省博物館蔵
　献(獻)は古代の蒸器であり、商から戦国時代にかけて盛行した。上半部分は鼎に似、下部は鬲に似ている。円形で、口辺は外反し、３足、両耳がつく。中間に孔のある仕切があり、食物を蒸すことができるようにしてある。口辺の外周辺に夔龍文、足部に饕餮文を施す。腹部の内壁に｢川｣銘文があり、｢潮｣と解釈できるため､｢潮献｣の名称で呼ばれている。出所：中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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