考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

青銅編鐘 2009年8月29日更新

青銅編鐘

【和:せいどうへんしょう
【中:Qing tong bian zhong
殷・周時代|青銅器|>青銅編鐘

西周時代
高11~23cm 幅5~11cm 重0.2~1.55kg
1960年陝西省博物館収蔵
 編鐘は西周時代に用いられた祭祀と宴楽の楽器である。一組の編鐘の数はかならずしも一定ではないが、大きさの順に並べる。1個の鐘は鼓と随の2種の音(打撃する場所によって、鼓音と随音の2つの音色を奏でることができる)を持っている。音色は純正かつ優雅である。鐘の上には、鋳銘文が付くものもあり、古代音楽研究の責重な資料である。この種の鐘は、断面が楕円形で甬(上部の筒状の把手)と旋(この鐘はみな旋を欠く)がつく。鉦(影身の上部3分の2)の上に36個の枚(乳状の突起部)が付けられ、鼓(器身の下部3分の1)に夔鳳文が飾られている。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.