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銅矛 2009年8月30日更新
秦時代
長17.5cm 幅3.7cm 刃長12cm
1976年秦始皇陵兵馬俑坑出土
秦始皇兵馬俑博物館蔵
この矛は、扁平直身を呈する。刃体の断面は8辺形で、直刃、矛先で尖る。柄穴は筒形、袋部(銎)の断面は楕円形で、袋部の両側に刃部がつけられ、柄穴の端近くには2つの目釘孔がある。釘孔の上側には「寺工」という2文字が刻まれている(寺工とは中央政府の相邦府が管轄した、軍需物質を専門に生産する官工である)。この矛の材質は銅と錫の合金で、規格生産されたものであろう。表面は光沢を有し、堅緻で矛先は鋭利で、秦時代の実用の武器の一種である。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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