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青銅宝剣 2009年8月31日更新

青銅宝剣

【和:せいどうほうけん
【中:Qing tong bao jian
秦・漢・三国|青銅器|>青銅宝剣

秦時代
長93.5cm 幅3.3cm 重0.726kg
1981年秦始皇陵兵馬俑坑出土
  秦始皇兵馬俑博物館蔵
 この剣は、蘭の葉のように扁平で、たいへん鋭利である。試したところ、18枚重ねた紙を切ることができた。この種の長く、細く、薄い秦の長剣は、科学的原理を合理的に利用することによって、刺殺効果を大いに増強した。出土した時はまだ光沢を持ち鋭利であり、当時の雄姿をなお留めている。科学的鑑定により、剣の表面は防錆のために、クロム化合物の酸化層が1層施されていることが証明された。中国でははるか2,000年余り前の秦漢の時期に、すでにクロム化処理の技術を掌握していたのであり、このことは、中国古代労働人民の冶金技術の分野において得られた最大の成果である。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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