考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

青龍瓦当 2009年9月1日更新

青龍瓦当

【和:せいりゅうがとう
【中:Qing long wa dang
秦・漢・三国|陶磁器|>青龍瓦当

西濃(前濃)時代
面径18.5cm 重さ0.53kg
1953年陝西省物館収集
  陝西省博物館蔵
漢時代は五行、繊緯の説を重んじ、方位を尊び、青龍・白虎・朱雀・玄武にそれぞれ東西南北の四方を代表させ、四神あるいは四霊と総称した。そのため、当時の人々は四神を重用し、建築物の多くに四神を飾った。
  この瓦当は周縁を有し、中房に大乳、瓦当面に青龍文を施したもので、青龍瓦当と呼ばれる。青龍は、東を代表し、多くは建造物の東側に用いられている。この瓦当の縁の外周はたいへん広く、西漢時代晩期のものと推定される。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.