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五銖銭 2009年9月1日更新
西漢(前漢)時代
面径2.5cm 方孔径hm 重0.05kg
1982年陝西省臨潼県任家村出土
陝西省省博物館蔵
この銭は円形で、表側の方孔の外周に郭がなく、周縁には郭がある。中心に方孔(穿と呼ぶ)があり、孔のそばに陽文で「五銖」と鋳られている。裏側には、内・周縁にも郭があるが、素面無文である。
この銭は、113年に漢の武帝の命令によって鋳造された「五銖」銭で、統一貨幣として、全国に通用させた。この種の円形方孔銭は、形が一定で、方孔にひもを通して束ねることができた。秦以後、歴代の王朝はこの形式の貨幣をひきつづき採用し、2,000年以上の長い期間にわたって円形方孔銭が用いられた。出所:中国陝西省文物展悠久の遺産1987
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