考古用語辞典 A-Words

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カーラチヤクラ・ヴィシュヴァマーターとの父母仏 2009年12月9日更新

カーラチヤクラ・ヴィシュヴァマーターとの父母仏

【和:
【中:
彫刻・書画|青銅器|>カーラチヤクラ・ヴィシュヴァマーターとの父母仏

チベット中央部
15世紀
青銅鍍金
高40.7cm
ジョン・ギルモァ・フォード・コレクション
これは、チベットの珍しい初期のカーラチャクラの彫像である。二尊のすらりとした姿や、扇状の多数の腕や、簡素に束られた髪などで、この像が、おそらく15世紀頃という比較的初期の時代の作であるものと考えられる。尊の顔は忿怒相で、チベットの仏師の手による鋭く、見識のある質を備えている。後代の例には、もっと広々と広げた腕がある。損なわれていない頭と尾のある象の皮が、カーラチャクラの背中越しに掛けられており、虎の皮は、腰衣として身につけられ、その頭が彼の尻をおおっている。台座は、いくつかの点で普通ではない。その背面は何の彩色もなくまっすぐで、蓮華座を飾っているコンマのような珍しい渦巻き模様がある。出所:天空の秘宝チベット密教美術展
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