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饕餮文斝 2009年12月20日更新

饕餮文斝

【和:とうてつもんか
【中:Tao tie wen he
殷・周時代|青銅器|>饕餮文斝

一個
総高25.5 口径18.0
商時代(二王岡期)
Bronze jia with taotie design.
 把手と3本の太い足を持ち,口縁の上には2本の柱が立つ。腰部には饕餮文と?文が浮形式に施され,腹部には冏文がめぐる。商時代には,祖先を祭る為の祭器として青銅容器が盛んに作られた。斝と呼ばれるこの器種は,酒を温めるものとされている。中国において青銅器は龍山文化の時代には既に知られており,ニ里頭期には青銅容器が現われ,二見岡期を経て,商時代後期である殷墟期には青銅器文化の一つの頂点に到達する。この斝は器形文様具にニ里岡期の特徴を示しており,類品が河南省鄭州や湖北省黄陂盤龍城遺跡から発掘されている。早い時期の青銅容器の例として貴重である。出所:大英博物館所蔵日本・中国美術名品展
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