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青花 2010年4月1日更新
【和:せいか】 |
【中:Qinghua】 |
基本用語|>青花 |
景徳鎮陶磁の中心をなすものは元明時代を通じて青花(染付)である。清初になってもっとも力を注いだのは資材の精選で、胎土はもとより青料(コバルト)も工夫をこらして不純物を除去したので色調は同一となった。それで焼成された染付には青色中に濃淡がなく一様になったので万暦染付のごとき素朴な美はなく、穏健高雅な趣ぎをだすことを目的とした。そして康煕初期の染付はやや濃く、しだいに淡くなってくる。官窯の染付は山水・梅竹・花卉ともに清雅を旨としているので文人好みともいえるが、客貨(民窯)も質が劣るとはいえ明末よりは向上し、その絵画は『西廂記』等の小説挿図の影響をうけ、人物・楼閣などを描いたものが多い。出所:「清の官窯」
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