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象尊 2010年4月13日更新
高22.8cm 長26.5cm
青銅
1975年湖南省醴陵出土
湘南省博物館蔵
象は古代中国ではよく見られた動物である。この酒を盛る尊は象を基本的な形に取りながら,商(殷)代に流行した龍,鳳,虎等の文様を象の身体の装飾とし,美しく精緻な作りである。象の背にある楕円形のロから酒を入れる。長い鼻は注ぎ口で,鼻の先端は鳳の首の形をなし,ここから酒をつぐ。鋳造工芸として高度の意匠が凝らされている。出所:『中華人民共和国出土文物展1977』
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