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石柱 2010年9月6日更新

石柱

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面白テーマ|青銅器|>石柱

Stone pillar
プファルツフェルト,ラインラント,ドイツ
斑砂統,高さ1.48m
紀元前400年頃
ボン、ライン州立博物館38.523
1608-9年と1739年の資料図によって、プフアノレツフェルトの石柱は当初高さが約2.8mあり、一番下に円柱の柱身、その上に現存する半球形、歪んで作られた台形の土台、オベリスク形の角柱が続き、頂きには現在四側面に見るのと同様の人面が表されていたと推定される。最近発見されたグラウベルクの石彫に似て、仮面のような頭部はまん丸な目と角張った鼻を備え、額にはヘアバンドと眉の上に何枚かの葉文を付け、頭上には二枚の葉がアーチ状にかぶさる。発達した顎の下に三葉のパルメットが垂れ下がっている。もとは死者あるいは神の表現として、墳丘の土に立てられていたと考えられるが、これはイタリアないし地中海域から伝わった風習である。人面と半球形のフアロスの組合せには悪を避ける(僻邪)意味がある。出所:「古代ヨーロッパの至宝--ゲルト美術展1998」
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