考古用語辞典 A-Words

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鞘・剣 2010年9月13日更新

鞘・剣

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面白テーマ|>鞘・剣

Scabbard and its sword
セルノン・シュル・コール「ル・ムーラン・ブリュレ」,マルヌ,フランス
鉄,鞘:長さ62cm,幅5.5cm,剣:長さ69.5cm,幅4、9cm
紀元前280-前250年
シャロン・アン・シャンパーニュ市立博物館
ネクロポリスには属さないシヤンパーニュにおける最初期の火葬墓で発見され、遺灰を収容した大きな骨壷、鉄製の槍およびベルトの鎖を伴出した。鞘の両面に装飾が施されているが、保存状態のよい裏面の上部の特徴は、非対称、渦巻に終わる曲線の展開、嘴が渦巻になった鳥の怪物の出現である。線形・研磨・魚魚子などの金工技術を駆使し、全体の構成を容易に見抜かせない。紐通しの取付部とこじりにはケノレト独特の唐草文を高浮彫で表す表側には植物文を回転対称で展開している。刀剣様式の代表作である。出所:「古代ヨーロッパの至宝--ゲルト美術展1998」
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