考古用語辞典 A-Words

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イノシシの小像2点 2010年11月12日更新

イノシシの小像2点

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面白テーマ|青銅器|>イノシシの小像2点

Two boar statuettes
ハウンズロウ,ミドルセックス,イングランド
ブロンズ,
(a)長さ3.3cm,高さ2.4cm
(b)長さ4.6cm,高さ3.0cm
紀元前1世紀一紀元1世紀
大英博物館
より小さい(a)は両目と牙を浅浮彫で、口と鼻を抉って表している。立ったたてがみは耳から尻尾まで伸び、尻尾の所の穴には何かを取り付けていた。四本の足は先を釘状に細くし、穴に差し込んでいた。前足に残存しているのはおそらく兜または容器の一部である。(b)のたてがみには六つの丸い穴が開いていた。ハウンズロウ・ホードは紀元前1世紀から紀元1世紀と推定されているが、小像を何かに取り付けるためではなくそれ自体として制作する考えは、紀元43年のローマによる征服と共に持ち込まれた。出所:「古代ヨーロッパの至宝-ゲルト美術展1998」
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